「有識者会議」は「内閣総理大臣懇談会」だった。

 12月13日放送のチャンネル桜の「報道ワイド」で、首相の私的諮問機関と言われていた「有識者会議」なるものが、実は「内閣総理大臣懇談会」であり、これは税金を使った立派な公的機関であることが報道された。これは、水島社長が火曜日のキャスターを務める同番組で、ゲスト出演したジャーナリストの水間氏が明らかにしたものである。


 この番組の中で水間氏は、今まで報道されていなかったいくつかの問題について内閣官房の責任担当者に取材した結果分かったことを明らかにしている。それから3,4日が経っているが一般マスコミがこのことを報道しないのは不思議である。以下、その幾つかを列挙して見たい。


○公的機関であるならば、有識者の選定基準を明確にしなければならないが、そのことを質すと「承知していない」と答えた。

○選定者が明確にできない会議で2千年の伝統を変えるのは革命ではないかと質すと、「そうですね」と答えた。

小泉首相も何度か会議に出席している。

等である。(録画していないので表現は正確ではない)

 水間氏の語り口は真摯なものであった。このような重大問題につき正確に答えられないとしたら、この会議は一体何なのか、如何にも怪しげなものに見えて来る。世論形成に決して小さくはない影響力を持つ大手マスコミがこの事実を追求しないならば、それは国民に対する裏切りではないのか。近頃のマスコミは何を考えているのかさっぱり理解できない。昨今韓国のマスコミ界には北の工作員乃至はそのシンパが大量に紛れ込んでいると聞く。我が国は大丈夫か。


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